イベント報告

鈴ヶ滝トレッキング ―9月30日(土)―

日本の滝百選にも選ばれた新潟県村上市の鈴ヶ滝へのトレッキング。遊歩道をスタートして間も無く鈴ヶ滝の小滝(幅5メートル、落差38メートル)が姿を現します。ここで足を止めてしばらく小滝の観賞。40メートル近い落差がある滝にしばし圧倒されつつ、先へ進むと今度は吊り橋が見えてきます。この吊り橋は1人ずつ渡らなければならないため、全員が渡り切るまで少し時間がかかりましたが、吊り橋から先へ進むと間もなく鈴ヶ滝の大滝(幅10メートル、落差55メートル)が見えてきます。遊歩道をさらに進んで行くと水しぶきを感じられるような距離で大滝を見る事ができ、間近で見る大滝は一層迫力を感じました。思い思いの場所から大滝を眺めてから駐車場まで戻り、次は林道の方を歩いてみました。こちらの林道を進んでいくと小滝と大滝を先ほどとは違って角度から見る事ができました。緑豊かな時期もいいですが、もう少し秋の深まった紅葉の時期にも訪れてみたくなる場所でした。
鈴ヶ滝を見るにあたって注意したい点があります。まず、鈴ヶ滝最寄りの駐車場までの道路(林道鈴川線)についてです。各所に退避スペースもありますが、幅員の狭い道路なので注意が必要です。次に、駐車場から大滝までの歩道は多少アップダウンのあるコースになっていますが、その途中にある吊り橋は大勢の人が一度に渡るのは危険ですので1人ずつ渡るようにしてください。
トレッキングの後は村上市高根にある食堂IRORIという平成15年に廃校となった小学校を再生させた農家レストランで昼食。テーブル席の椅子はかつて小学生が使用していた椅子だったり、パンフレットなどを置いているのも椅子同様にかつて小学生が使用していた机だったり、その他にも何だか懐かしくなるようなものが至る所に。メニューは地元で収穫したお米、そば、山菜などを使った郷土料理となっており、今回はその中からそば定食をいただきました。日本の滝百選の一つの鈴ヶ滝の迫力に圧倒され、ここまで来ないと味わえない食事に舌鼓を打ち、とても楽しくまた行ってみたいと思うトレッキングとなりました。

                          記事:齋藤

新潟県村上市公式ホームページより交通案内図
http://www.city.murakami.lg.jp/uploaded/attachment/22433.pdf

小滝

吊り橋を渡って目指すは大滝

大滝を間近で眺める

分かり辛いですが上から見た小滝

林道の途中から見た大滝

食堂IRORIのそば定食