こんな雨の日は、鳥たちのさえずりも聞かれないだろうなって思いながらも実行。講師の太田威さんの話を遮るように、頭上では恋歌を口ずさんでいるイカルが「お菊二十四」(聞きなし)ってさえずり、桜吹雪の風に乗りウグイス・シジュウカラ・ヒヨドリの声が聞えたり、「ジージー」と泣きながらきを移動しながら、木をつついているコゲラの様子が見られました。
午後から青空がうらやましく、朝からこんな天気だったらもっと多くの鳥をみられたかも。でも雨の日は雨の日で楽しいこともあります。これからキビタキ・オオルリ・コマドリ・サンコウチョウ・アカショウビンなどの夏鳥たちが多く渡ってきます。木々の葉が茂るころには、にぎやかな森になることでしょう。
講師:太田威氏
参加者:20名(子供2名)
スタッフ:猛きん類保護センター2名 月山ビジターセンター:6名