4月29日から5月7日まで、悪天候の時を除いて毎日午前9時から実施した春の観察会、眩しい新緑の中をゆっくりと歩きました。
二夜の池や荒沢寺のミズバショウには、既に葉が大きく成長したもの、まだまだ小さくかわいいものと、様々な成長具合のミズバショウ、他にもショウジョウバカマやミヤマカタバミ、キクザキイチゲ、ツクバネソウ、チゴユリなどが見ることができましたが、特にブナの新緑の鮮やかさには、思わずため息が漏れるようでした。
観察会中に思わずカメラを向けたくなる希少なもの?として、僅かに残っていた雪の上にサクラの花びらが舞い散る様子や、数多くあるミズバショウの中に一つだけあった斑入りの葉を持つミズバショウ、切り株の上に咲くショウジョウバカマといったものもありました。
日当たりが良くて雪が早く融けた場所、今は無くなったけど最近まで雪が残っていた場所、雪がまだ残っている場所といったように差はあれども、季節の移り変わりを感じられた観察会でした。