透き通るような青空ではなく、時より陽が差す曇り空の下、絶好の草取り日。参加者23名(子供2名)・スタッフ20名で、月山八合目駐車場の路側帯にはびこっている、セイヨウタンポポを中心に外来植物除去作業を環境省主催で実施しました。昨年作業したところは、激減しており作業を行った成果が見えて、参加者から「うれしい」という言葉をいただきました。作業中は楽しく、おしゃべりしながらも、もくもくと手を動かし続けた結果、32kg(70ℓのビニール袋ギュウギュウ詰めにして2袋)の外来植物を除去することができました。
作業終了後、お礼に誰もいない早春の弥陀ヶ原を一周し、高山植物たちを観察、コイワカガミ・ツマトリソウ・エゾイチゲ・ハクサイチドリ・ウズラバハクサンチドリ・もうすぐ咲きそうなニッコウキスゲなどをゆっくり、じっくり見ることができ、少しでもきれいな高山植物を守る手伝いが出来たことが嬉しく感じました。昼は、月山ガイド協会より月山筍汁を提供していただきました。あまりの美味しさにスタッフの分がなくなる程盛況でした。(お汁の写真。見るだけでは失礼なのでカットします。うまかった!!)
作業にご協力いただいた、参加者の皆さん、月山ジオパーク推進協議会・山形県自然公園保全整備促進協議会羽黒支部・休暇村羽黒・月山ガイド協会の皆さん、作業大変お疲れ様でした。また主催の環境省羽黒自然保護官事務所の職員の皆さん。当日まで、調整・準備・天候の心配などお疲れ様でした。8月11日(山の日)に山に感謝するために、西川町姥沢月山リフト上駅周辺で行います。家の周りや畑での草取りより、自然の懐の中に入り草を取るのも楽しいですよ。是非今度ご参加してください。 報告者 加藤