環境省東北事務所主催の外来植物除去の催しです。今回は、月山八合目弥陀ヶ原月山中之宮周辺のオオバコを中心の除去でした。参道の石畳の隙間にびっしり青々してきれいで、すがすべてオオバコやスズメノカタビラです。手作業での格闘、2時間(30分ごとに休憩入れて)90㎏超えのオオバコを除去できました。
建物の修理資材に種子が紛れ込んだり、登山者の靴底に種子がついたものが、厳しい気象条件の中でやっと芽吹いたものが繁茂している状態です。昨年まではあまり気づかなかった、スギナが目立つようになってきており除去リストにいれなればいけない状況になってきています。除去作業終了後は、オオバコとの格闘が厳しかったのか、足が腰が・・・・という声が多々聞こえてきましたが、お昼ご飯を食べると復活したようです。作業のしていただいたご褒美として、誰もいない弥陀ヶ原観察会がおまけ、今年は寒いせいで、この時期にしては花の姿は少ないようです。シーズンに入れば登山道からすぐきれいな植物が見られます。
この植物たちを守るためにも、登山行ったら靴底はしっかり掃除してくださいね。お願いします。除去作業参加者の皆さん、企画していただいた環境省東北地方環境事務所。スタッフとして協力いただいた、パークボランティアの皆さん、また休憩場所・トイレを提供していただいた出羽三山神社(月山中之宮)の方々、ご協力ありがとうございました。来年まで外来植物、増えないことをお祈りします。
報告者:加藤