庄内では見る事が少ない水生植物のミズオオバコ、ガガブタや新潟市北区が北限とされるオニバスの観察会を福島潟で開催しました。雨のため午前と午後の予定を交換して午前中にビュー福島潟の館内見学、午後からオニバス池でオニバスなど、遊潟広場でハスをビュー福島潟解説員の佐久間さんに解説をしていただきました。午前中は館内の展示や映像展示室でライブカメラの映像を見ながら解説していただきました。昔の福島潟は今よりもずっと大きかったが、干拓事業などにより現在の大きさになりました。こういった干拓事業や環境の変化により昭和40年代にはオニバスも姿を消したが昭和63年に再発見され、現在は保護活動に取組み大切に保護しています。
雨もようやく弱くなってきた午後はいよいよオニバス池でオニバスなどの水生植物観察。オニバス池周辺ではオニバス以外にもイヌタヌキモ、ガガブタ、ミズオオバコなどの水生植物が楽しめます。8月下旬頃がオニバスの花が一番多くなるがオニバスの葉もおおくなるので、写真に撮るならお盆頃までが一番良いそうです。遊潟広場のハスは一番手前は盛りを過ぎたものの真ん中から奥にかけては綺麗に花を咲かせていました。雨も大降りにならず、観察会がしやすい気温の中で開催する事ができました。
報告者:齋藤