初夏の弥陀ヶ原を彩る植物観察会2daysの1日目の7月1日は山頂の月山神社で開山祭が行われる日ですが、今年は日曜日で天気が良いのも重なったからか、八合目駐車場も早い時間に満車状態になったようです。午前9時頃に観察会のため八合目に到着しましたが、駐車場の少し手前に路駐の車があるほどの混雑ぶりに一同驚くばかり。
今回の観察会は天気にも恵まれたうえ、心地よい風を感じながら弥陀ヶ原の初夏を彩る植物を楽しむことができました。特に目についたのが、数年ぶりに当たり年のコバイケイソウ。今年は弥陀ヶ原の至る所でその姿を見る事ができます。他にもニッコウキスゲをはじめ、チングルマ、ハクサンチドリ、コイワカガミ、ツマトリソウ、トキソウ、ワタスゲ、ハクサンフウロ、ウズラバハクサンチドリ、ゴゼンタチバナ、マルバシモツケなどを見る事ができました。また、中之宮から少し奥へ進んだところに弥陀ヶ原の他の場所よりも毎年遅くまで雪が残る場所があり、そこでは融けた雪のあとからようやくミズバショウが顔を見せ始めていました。