青空と満開の桜、木々の芽吹き、それだけでも春を十分楽しめるのに、それにプラスで、鶴岡市大山地区に在住で、この周辺の自然を知り尽くした、写真家の太田威氏を講師に迎えての、春を感じようという欲張りな催しこの催しは酒田市にある猛禽類保護センターと月山ビジターセンターとの共催事業として毎年行っています。 両センターとも山にあるもので、里がこんなに春が進んでいるとは思っていなく、澄み切った青空に桜のピンクが映え、お山から行くとそのきれいさにびっくり。いつもは、里の桜が咲くころに、ヤマザクラ(オオヤマザクラ)が、山にぼんぼりを付けたように、全体が明るく感じられるのですが、なぜかその光景が少ないと感じています。でも夏鳥たちは、少しずつ入ってきていました。キビタキ・ツバメ・クロツグミ、なぜかオオルリの声、姿は見えませんでした。そのほかにも移動中のルリビタキ・ジョウビタキやカワセミも「ツピー ツピー」とかん高い声で鳴き交わしながら飛んでいたり、ウグイスも姿を見せてくれたり、一番最後には、ヨシガモが数羽見られてラッキー、1日楽しく過ごすことができました。これも庄内の自然が豊かに残っているからできることです。この光景、自然を残すことができるのは、庄内に住む自分たちということを忘れてはいけません。 by:加藤