弥陀ヶ原の観察会は今回もパークボランティア1名に対して参加者5名程というグループで複数に分かれ、弥陀ヶ原を彩る植物を見て回りました。この間まで目立っていたニッコウキスゲもすっかり種になり、無量坂の近くや中之宮の近くといった他の場所よりも雪が遅くまで残った場所で僅かに花をつけている程度でキンコウカもやや盛りを過ぎてきたようでした。この日はタチギボウシやミヤマリンドウが多く目につき、他にもハクサンフウロ、シロバナトウウチソウ、イワショウブ、ミヤマホタルイ、ウメバチソウ、シラネニンジン、オゼコウホネなどを見る事ができました。弥陀ヶ原は平野部に比べれば涼しいとはいえ日差しが強いので、こまめに水分補給をとりながらの観察会となりました。
報告者:齋藤