鳥海山麓にある、環境省猛禽類保護センター(イヌワシみらい館)との共催事業、夏鳥たちの姿を探すのではなく恋歌(さえずり)から春を感じてもらう企画。講師に、太田威さんを迎えて実施した。ゆっくり歩きながら鳥の話をしていると、オオタカやカワセミが登場、遠くからオオルリやキビタキ・コマドリはあちらこちらから聞こえ、懸命に恋歌をうたっていました。頭上にはサンショウクイが「ピリリ・ピリリ」とさえずりながら飛び回り、キツツキのドラミングやツツドリの声も。里山の春は、賑やかです。 山並みの木々の緑、万色あり、曼荼羅を見ているよう。ちょっと虫も出てきましたが、一度行って見てはいかかでしょう。いろんな鳥の恋歌が聞こえますよ。これから独特な鳴き声の、サンコウチョウやアカショウビンなどの鳥も入ってきます。その声を聞くだけでも楽しいですよ。声を聴くと姿が見たくなるんですよね。それが鳥見のはじまりです。