イベント報告

月山を外来植物から守ろうパート14 ―6月17日(日)―

 今年2回目、通算14回目の「月山を外来植物から守ろう」は参加者・スタッフ総勢44名で月山八合目の中之宮周辺のオオバコ・セイヨウタンポポなどの除去を行いました。午前9時30分頃から途中で休憩を挟みながら約2時間除去作業を行った結果、オオバコ・セイヨウタンポポなどの外来植物を81.8㎏除去できました。昼食後は作業をしていただいたご褒美として、まだ誰もいない弥陀ヶ原の観察会。この観察会では月山ジオパーク推進協議会の吉田さんからも月山とジオについてお話いただきました。前回(5月26日)から半月ほどで弥陀ヶ原の雪融けも進み、チングルマやコバイケイソウ、まだ数は少なかったもののニッコウキスゲなども見られました。毎年たくさんの高山植物が楽しめる月山、月山公園線(県道211号)も6月22日から通行可能になります。あと少しでシーズンインです。
 
 今回除去作業参加者の皆さん、企画していただいた環境省東北地方環境事務所、スタッフとして協力いただいたパークボランティアの皆さんをはじめとして、催しに後援・協力いただいた鶴岡市、休暇村羽黒、月山ガイド協会、月山ジオパーク推進協議会、自整協羽黒支部、休憩・トイレの利用させていただいた出羽三山神社(月山中之宮)の方々、ありがとうございました。

 次回15回目の「月山を外来植物から守ろう」は8月11日(土・山の日)に西川町姥沢付近で実施予定です。7月1日より参加受付を開始しますので、たくさんの方のご参加お待ちしております。

                           報告:齋藤

作業前①

作業前②

オオバコと格闘中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作業後①

作業後②

作業後③

ニッコウキスゲ

コバイケイソウ

ハクサンチドリ