暑い夏は、涼しい室内での催しが嬉しい。夏の定番の草木染で、コブナグサの黄色とクズの葉の涼しげな緑を、スカーフ大の白布に絞りを入れたり板で挟んだり、出来上がりを楽しみに一生懸命工夫していました。 それを染め液の入った鍋に恐る恐る入れて、布を染め液となじませるように混ぜたり、空気に触れさせたり「きれいに染まれ」と呪文を唱えながら混ぜている様子は、魔女が怪しげな薬を作っている雰囲気です。 媒染液に浸し、色を定着させると、思った以上の作品が出来楽しそうでした。自然からいただいた色は、毎年違って楽しいです。