イベント報告

「ぶらっと」観察会 ―11月23日(土)―

 大山下池を「ぶらっと」歩きながら観察してきました。
 最初に、今日の観察ポイントとパークボランティアスタッフの皆さんによる双眼鏡の使い方を説明した後に、実際に双眼鏡を自分に合わせて調整して使用する練習。双眼鏡の使い方もわかったところで、下池へ向かって出発。下池の土手に到着するとさっそく双眼鏡を使ってオナガガモやマガモなどの様子をゆっくり観察。カンムリカイツブリやミコアイサなど、ちょっとレアな水鳥を参加者にも観てもらいました。青空と高舘山の紅葉とのコントラストがきれい。日差しはあるもののさすが初冬、冷たい風が少し強くなってきたため、下池周辺の大沢コース入口の少し手前付近に場所を変えて観察を続行。水辺を観察中にふと山の上空へ目を移すと、なんとオジロワシの姿がありました。しばらくその姿を追う事に夢中になる一同。その後、再び土手の方へ戻って水辺の鳥たちを見ていると、今度は対岸の木にオオタカがいるのを発見、しばらく足を止めてじっくりと観察しました。

 屋外で実施する催しとしては今回が年内最後でしたが、天気に恵まれた観察会となりました。年内残りは屋内での催しとなり、年明けからスノーシュートレッキングなど屋外での催しも始まります。
12月1日から新たに催しの受付を開始しますので、宜しくお願いいたします。

観察できた鳥
水鳥:オナガガモ・マガモ・カンムリカイツブリ・キンクロハジロ・ヒドリガモ・トモエガモ
   ミコアイサ・オオバン・カワウ・カルガモ・コハクチョウ・オオハクチョウ・コガモ
   ハジビロガモ・オカヨシガモ・
猛禽:トビ・オジロワシ・オオタカ
陸鳥:シジュウカラ

                              齋藤

 

水辺の鳥たちを観察中1

水辺の鳥たちを観察中2

水面の様子1

水面の様子2

青空と高館山と下池