イベント報告

6月25日(金)・26日(土) 初夏の弥陀ヶ原観察会

 待ちに待った、月山の高山植物観察会です。まずまずの天候の2日間のイベントでした。今年は、全国的にもそうですが花が多い印象。コバイケイソウが「すっと」青空に向かって花を咲かせている様子があちらこちらに見られ、ニッコウキスゲが早くも咲いているものもあったり、「これから咲きますよー」と、たくさんのつぼみが見られました。
 雪の解け具合で、同種の植物の開花時期の違いがあり、「ここは、速く雪が溶けたところ、ここはいつまでも残ってたんだ」と変化が楽しめたのは、チングルマ。
ワタスゲは「ゆーらゆーら」揺れる様子が、花のコーラスを指揮しいてるようで、池塘では、ミツガシワの花が白い可憐な花を咲かせています。
 雪解けが進み、植物たちの競演が最盛期になるころは、登山者も多くなるなります。時間に余裕をもって月山を楽しんでください。花の月山です。山頂までお花畑が続きます。

 

観察できた植物
コバイケイソウ、イワイチョウ、ハクサンチドリ、ウズラバハクサンチドリ、ヨツバシオガマ、マイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、ウラジロヨウラク、ガクウラジロヨウラク、ワタスゲ、チングルマ・アカモノ・エゾイチゲ
ニッコウキスゲ(咲いていたのは少しだけ)、ミズバショウ(無量の池周辺)など

25日 参加者 17名    スタッフ 5名
26日 参加者 23名    スタッフ 4名

 

ハクサンチドリ

コバイケイソウ

チングルマ

チングルマ

初夏の弥陀ヶ原を楽しむ