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青空の下での弥陀ヶ原観察会
今回は3つのグループに分かれ、それぞれにガイドとしてパークボランティアさんが付き、途中の休憩ポイントで各グループのパークボランティアさんを交代し、最終的には3グループとも3名のパークボランティアさんのお話を聞ける形をとりました。
日差しが雲によって遮られ、そこに風が吹いてくれば、心地よく感じられることもありましたが、夏の強い日差しの下を長時間歩きますので、こまめな水分補給、時折塩飴などで塩分補給を行いながら、パークボランティアさんから夏の弥陀ケ原湿原を彩る高山植物のお話を聞き、じっくりと観察してまわりました。
ニッコウキスゲは、弥陀ヶ原湿原の大部分の場所では既に花の時期を過ぎていましたが、中之宮近くのいつも雪解けの遅い場所の斜面では見頃といった様子。コバイケイソウも僅かですが、同じ場所で花を咲かせていました。また、木道を歩き始めて間もないところに咲いているキンコウカは花の良い時期が終わり始めといった様子でしたが、湿原の奥の方では、まだまだ鮮やかな黄色い姿をしていました。木道一周に通常90分ほど、高山植物の写真を撮ったりしながらであれば120分ほど掛かる弥陀ヶ原湿原ですので、それだけ広ければ同じ植物でも場所によって状況も変わりますので、木道を一周するだけでもいろんな姿を見られます。ゆっくり時間を掛けて、高山植物たちをじっくり観察し違いを知るのも楽しいですよ。その際には、日焼けや熱中症への対策もお忘れなく。
観察できた植物
タチギボウシ、イワショウブ、イワイチョウ、キンコウカ、ミヤマリンドウ、イワオトギリ、ミヤマホタルイ、ウメバチソウ、シロバナトウウチソウ、ハクサンフウロ、モウセンゴケ、オゼコウホネ、ニッコウキスゲ、コバイケイソウ、シラネニンジンなど
記事:齋藤
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弥陀ケ原の夏を彩る植物たちをゆっくりと観察
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ハクサンフウロ
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オゼコウホネ
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弥陀ケ原の大部分での現在のコバイケイソウ、
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同じくニッコウキスゲ
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ごく一部ではニッコウキスゲもコバイケイソウも花を咲かせていた
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池塘に映り込む青空