イベント報告

10月2日(土)・3日(日) 紅葉の弥陀ケ原観察会

青空と紅葉の弥陀ヶ原

ようやく秋の装いとなった弥陀ヶ原ですが、やや強く吹きつける風に一面のヌマガヤが揺られ、ミネカエデなどは風当たりの良いところは既に葉が飛ばされているところもあったり、綺麗な時はほんの一瞬と言ってもいいかもしれません。2日は、雨がそれほど降らなかったのが、視界不良でやや強く吹きつける風が体感気温を下げ、おまけに木道を濡れている状態。3日は、始めのうちは前日と似たような状態でしたが、徐々に青空が見え始め、黄金色の草紅葉を楽しむことができました。
チングルマ、コバイケイソウやキンコウカ、ニッコウキスゲ、シロバナトウウチソウ、イワショウブほか今年の弥陀ヶ原を彩ってきた多くの植物たちのこの時期の姿についてもパークボランティアさんにお話していただきました。
もうしばらくすると月山も初冠雪を記録し、そこから長い冬が訪れます。そしてまた多くの人を魅了する植物たちが溢れる季節が巡ってくるでしょう。

 

登山をされる方は、天候や登山口までのアクセス道路の閉鎖時期をしっかりとチェックし装備を整えて楽しんでください。夕暮れはどんどん早くなっていますので、時間に余裕を持って行動するようにお願いします。

                         記事:齋藤

2日は終始こんな状態

秋の装い

3日も始めはこんな状態でしたが、

途中からは青空になりました

エゾオヤマリンドウ

ウラジロナナカマド(実)