今回は、峰中堂から歩き始め、陽が差し込む旧参道を登り、大渡り道を通って南谷へ。南谷は随神門から石段を登ってきて、三の坂の麓で道を右側に400mほど進んだ先にあり、かつて松尾芭蕉が羽黒山を訪れた時に宿泊した別院紫苑寺があった場所で、松尾芭蕉がこの地で詠んだ一句「ありがたや雪をかほらす南谷」の句碑があります。
意外と訪れる機会が少ない隠れた?名所でゆっくりと休憩した後は、三の坂を登って山頂へ。石段最後の難所である三の坂、天気が良かったこともあって多くの人が行き交っていました。
山頂の出羽三山歴史博物館では、特別企画「平癒と再生 感謝と祈りを」が行われており、これらの展示を学芸員の渡部幸さんに案内・解説していただきました。展示をただ観るだけでなく、詳しく解説していただける貴重な機会ということもあり、皆さんじっくりと聞きながら見学していました。
ルート:峰中堂→旧参道→大渡り道→南谷→三の坂→羽黒山頂・出羽三山歴史博物館
参加者:23名 パークボランティアスタッフ:4名 事務局:1名
記事:齋藤