
鏡池
植物たちには、ポツポツと降る雨。午後から降るという予報が外れ、ちょっと気分は湿りぎみ。
羽黒山はアカショウビン狙いのカメラマンやら観光客の人で賑やかです。ここから今日の観察会の始まりです。石段の参道を「ハァハァ」登ってくる人を励ますかのように、ひっそりとウリノキ・ミヤマヨメナ・マムシグサが見送っていたり、頭上では、アカショウビン・ツツドリが大声で声援を送ってたりと賑やかでした。
南谷は、参道とは違い静か、ここで松尾芭蕉になった気分で一句?じゃなく一服(休憩)しながら、パークボランティアからの歴史や植生などの説明。心字池はコウホネに覆われ一面緑色。その中に点々と黄色のコウホネの花が見え隠れしてます。木の枝にはモリアオガエルの卵塊が数個、以前から見ると・・・・・
静かにしていると、鳥たちの声が近づいてくるような感じ。じっとしていたいが、戻らなきゃ。お渡り道をとおり旧登拝道へ、木々の香りを満喫しゆっくりクールダウンしながら帰り、楽しかった観察会も終わりです。いろいろな姿を見せてくれる羽黒山。歴史もすごいですが、自然もすごい。もっともっと身近な羽黒山を楽しみましょう。
梅雨の合間を縫って、草木の香り・鳥たちの声・空気を感じに、緑の中に入りましょう。
ルート:羽黒山山頂~三の坂~南谷~お渡り道~旧登拝道~ビジター 所要時間:2時間30分
参加者:15名 スタッフ:7名

ミヤマヨメナ

ウリノキについて解説中

ウリノキの花

心字池の前で休憩中

コウホネ