ビジターセンターからのお知らせ

秋の峰入り まであと少し

 出羽三山神社の「秋の峰入り」が8月26日からいよいよ始まります。26日正午、下宿(したじゅく)明光院で勤行、12時30分御立(おたち)(出発)、吹越籠堂を道場として9月1日までの1週間厳しい修行が行われます。秋の峰の厳しい修行を経て、はじめて山伏名が付与され、山伏となる事ができます。
 8月31日の八朔祭では午前9時頃から羽黒山山頂で神振式が行われ、続いて山頂各所で相撲大会や剣道大会、盆踊り大会があります。午後10時から蜂子神社で例祭、引き続き蜂子神社庭上では大柴燈祭が行われます。この日まで厳しい修行を積んできた山伏たちが護摩壇に火を放ち、盛大に護摩が焚かれます。ちょうど稲の結実期にあたり、台風などの災害にあうことが無いよう祈願する勇壮な炎の祭りです。この大柴燈祭が終わると三神合祭殿へ移動し田面祭が行われます。
 26日からの出羽三山神社「秋の峰入り」は男性のみ。女性は9月6日から9月9日にかけて行われる神子修行道場で厳しい修行を積みます。

 羽黒山荒澤寺正善院の「秋の峰入り」は8月25日から8月31日までの1週間厳しい修行が行われます。正善院をスタートして山籠もりの場所である荒澤寺へ。こちらの秋の峰入りは女性も男性一緒に1週間厳しい修行を積みます。

               記事:斎藤

昨年の秋の峰入り初日は雨模様でした

昨年の最終日