まだお山には、雪が降るのに里は春真っ盛り、いつもお山に勤務していると里もお山と同じと勘違いしてました。 今日の里は、風が冷たく花たちも寒さに耐えながら、迎えてくれました。カタクリは最初の登りから下りまで、澄み切った青空を切り取ったような色のヤマルリソウ。スミレサイシン・タチツボスミレ・ナガハシスミレ等スミレたちのオンパレード。息抜きに「ふっと」ナニワズの黄色の花が目に入り、フキノトウも一斉に咲き誇ると意外にきれい、でも美味しそうと「ぽつんと」つぶやく人も。 かんざしみたいなキブシも何気に美しい。自然の中に入ると、冬季間ずれていた体内時計が、正確な時間刻み始める。もうひと雨降れば、木々の芽も、ヤマザクラも固い芽を緩めてくれることでしょう。緑少ない山容も、色とりどり萌えてくることでしょう。今日は今日、明日は明日の変化を楽しみましょう。 今日はここまで、明日写真を貼り付けますのでお楽しみに。 by:加藤