木々の芽吹きが始まり、若葉を射す陽がみど色に見える季節です。さくら・タムシバ・ブナ・キブシ・ツノハシバミなどの木々の花が咲きだし、ミズバショウの白い包が、湿地を活気づけています。
月山はここ数日姿を見せていませんでしたが、また雪をかぶり白くなりました。ブナの葉が山々の稜線を緑に縁取るころ、夏鳥たちが到来し、オオルリ・キビタキ・サンショウクイ・クロツグミが、青空の元、恋歌を歌っています。人、車が少ない分、遠くの恋歌もよく聞こえます。
春、夏、秋、冬と四季は訪れます。ご自宅周辺の緑でも十分、四季の変化を楽しむことができます。こんな時期だからこそ、身近な緑をしっかり見てはいかがでしょうか。いろんな発見があると思います。一刻も早い新コロナウィルスの終息のために、一人一人の心掛けが必要です。
5月22日日の入り直後に金聖地水生が肉眼で観察されます。夜空をゆっくり観察するのも大使いでしょう。