周辺の自然

一雨ごとに緑濃くなり

アヤメ

雨に濡れてすっきり。花弁の網目模様のところの奥には蜜があるところです。このように三つのありかを知らせてくれる印のことを「ガイドマーク」と言います。空港で言えば滑走路にある誘導灯のようなもの。
スミレ類にもついているので、忘れなければ来シーズン観察しても面白いよ。

ブナの実

今年は、ブナの実が豊作かな?
春に花芽が沢山ついたので、たわわに実っています。でも成熟(秋まで)するまで木にとどまってほしいな。動物たちのためと少し食べたいもので、秋が楽しみです。



サワフタギ

沢を白い花で蓋するように咲くので、「サワフタギ」と聞いたような覚えがある木です。秋には、艶のある瑠璃色の実が実ります。
でも、その木が葉が大好きなイモムシがいます。ジブリ映画の「風の谷のナウシカ」に出てくる王蟲(オーム)にちょっと似た[シロシタホタルガ]今は、葉がいっぱいありますが、あっという間に食べつくされてしまいます。【イモムシの嫌いな人ごめんなさい。】

シロシタホタルガ

ミズキ














「ミズキ」こけしの材料になる木。枯れているのではなく、毛虫🐛に全部食べられてしまいました。「むしゃむしゃ」食事の音が聞えそうです。
今年は、ミズキというミズキの木の葉がすべてと言っていいほど食べられてしまいました。その毛虫の名前は「キアシドクガ(ドクガという名前が付きますが毒はありません。)」の幼虫です。
今月の中ごろには、羽化してひらひらと緑の中を飛ぶ姿は幻想的ですが、木にとっては「また来年も葉食べられるのーーー」って感じかな。木は枯れてしまうのではなく、また新芽を出して生き残ります。木って頼もしい。自然ってすごい。

キアシドクガ

【🐛嫌いな人、ごめんなさい】